こんにちは、管理人のhydeです。今回は、国税専門官の仕事について語っていきたいと思います。
まず、公務員といえば事務系という想像しますが、この仕事はどちらかというと対人折衝や外回りの仕事が多いです。
管理運営部門と呼ばれる事務系もある仕事もありますが、新人の頃に配属されたり、出世街道を外れたりした人が配属されているケースが多く、バリバリやれる方は事務ではなく、体力仕事になりがちです。そもそも、管理運営部門でも窓口対応や電話対応も多く、国民と相対せずに過ごしたい、という方には全く向いていません。
お前、前の記事であんなに国税専門官について勧めてたのに、手のひら返しかよ。と思ったあなた。いえ、違うんです。
就職なんで、想像とのギャップで苦しんでほしくないんです。一生ものですから。受験だったら失敗しても数年我慢すればいいですが、就職となると60歳までの我慢。耐えられますか? アフターファイブが充実する職業だとはいえ、ほとんどの時間を過ごす業務が苦痛であればQOL(クオリティオブライフ)もだだ下がりでしょう。
まぁしかし、脅しましたが、実際に辞めている人はかなり少ないので、職務満足度は高い方だと思います。穏やかな方も多いですしね。(すいません、確か就職から3年間の離職率がかなり低いというデータをどこかで見たのですが、探してみたのですが確認できませんでした。また見つけ次第追記しますね。よかったらみなさんも探してみて下さい。一般企業に比べても、かなり低い数値でした)
※ソースがなく私の記憶だけで書くので細かい数値は間違っている可能性があります。ご容赦ください。(就職から3年以内の離職率で、民間は3人に1人、公安系公務員は10人に1人、そして国税は30人に1人ぐらいだった記憶があります)
検索したら悪口や、パワハラ、体育会系でいじめ、やたら飲み会多いとか山ほど嫌なワードが出てきますが、そもそも退職した人は何かが嫌で辞めていますからネガティブなことをまき散らすのは当然ですよね。
また、公務員に対するよく分からない偏見というか、嫉妬も多いですからね。世間からの風当たりがなぜか強い。いや、あんだけ難しい試験を潜り抜けてるんだから、多少恩恵に預かれるのは当たり前でしょうよ。
くだらない嫉妬で他人の足を引っ張っている暇があれば、その時間を勉強に回せよwww
……って話ですよね。
少し脱線しましたが、退職者はそもそもネガティブなことを書く、公務員は嫉妬でネガティブなことを書かれやすい、そういうバイアスがかかっているので気にしてはダメです。
はっきり言って、民間の方がよっぽどやばいところ多いですよ。国家公務員は政府にある程度守られていますから、入ってみたらとんでもない環境だった、というのもない話だと思います。
国税で働くメリットって!?
さて、国税に就職するメリットって何なんでしょうか。
以前の記事でも紹介したので、今回は違う点について言及してみます。
まずは、民営化というのが考えにくい職業です。郵便局は、小泉元総理の下、民営化しました。古くはJRやJTなんかも公営でしたが、今では立派に民営化しています。
労働局に組み入れられているハローワークなど民営化するかもしれないところはありますよね。
しかし、国税はその性質上絶対にありえません。国に帰属しているから権力を発揮できるんです。民間が税を徴収するとなると、もう大混乱間違いなし。税が徴収できず、国が立ちいかなくなります。
もっと言えば、AI化で仕事がなくなるとか騒がれてますよね。レジの仕事とか、トラック運転手だとかは無くなるかもしれない
と言われています。既に自動レジは大手スーパーやGUなどで稼働していますし、運転は自動運転化していくでしょう。
公務員の窓口業務もAI化が進んだら、いらなくなるかもしれません。スマホ一つで住民票発行やいろんな手続きができる仕組みをつくろうと思えば、今の技術でもできるのではないかと思います。となると、公務員がいらなくなってきますね。
しかし、それでも国税は残るはずです。なぜなら、無くなると先程も書きましたが国が立ちいかなくなるから。
まぁもっともっとAI化がすすめば最終的にはいらなくなっているかもしれませんが、その前に今ある職業はほとんどなくなっているはずです。銀行とか、商社とか今もてはやされているものは、近い未来に価値がなくなるでしょう。
なぜかは詳しくは解説しませんが、銀行は巨額のお金を持っていても良い投資先がありません。老人にあくどい投資商品を売るような仕事をしてたりします。商社は、今後は消費者同士が簡単にマッチングできるケースが増えて、中間業者はうまくいかなくなるからです。あとは、仮想通貨「イーサリアム」が完成すれば、全く中間業者がいらなくなるわけですが……まぁ、それは全く違う話になるので止めておきましょう。
つまり、今安定だとか勝ち組だとか言われている職業も、この変化の激しい時代ではどうなるか分からないわけです。なので、見極めて将来性があるかどうかを判断することは非常に重要。
その点を含めて、私は国税専門官をオススメしているわけです。国家一般の労働局や法務局もいいですが、これらはAI化か民営化がありえる典型的な職種なので……。
もちろん、将来のことなので、結果はどうなるか分からないですが。しかし、割と生き残る可能性は高いはずです。