今回もよろしくお願いします。
さて、今回は実は私は新卒の頃、国税専門官試験の採用に漏れました、という話をしていきたいと思います。
その後は、順調に公務員をしていたんですが(諸事情によりここにはどの職種でどのような条件なのかは書けません。ご了承下さい)その時は採用に漏れて、別の職に就きました。
(他の記事でも書いたので、もう言っても大丈夫ですね。国税専門官です、えっバレバレ?笑)
今となっては十年以上前の話。特に特定もされてないと思いますから、ここに真実を書こうと思います。
実際にあった採用漏れ。都市伝説じゃないよ……。
あれ、おまえ、前の記事でほとんど採用漏れはありえないという話を書いてなかったか、というあなた。本当に鋭いですね。
良い面接官になれますよ……。
いや、本当その通りなんです。
採用面接って、本当に意向確認と同等だと国税側も公式に言ってますし、それは本当にその通りだと思います。
その場でよほどの態度を取ったり、職員からして「あれ?こいつはやばい」と思うような受け答えをしなければ、大丈夫です。
それに関しては、予備校の方も意見が一致すると思います。
なのに、採用漏れしたポンコツが、私です。
当時は本当にコミュ障でした。そして、筆記はまだしも、面接は本人すら受かると思っていなかったんです(!)
それぐらい、やばい人間でした。
今となっても、あの当時の自分がなぜ試験に通ったか、全く理解ができません。
ひきこもりの不安障害、うつ病持ち。ほとんど人とも関わらず生きてきました。(それでも自分のその時の状態から見れば友達や異性には恵まれていた方だと思います……)
なので、全然人とも関わってきませんでした。当然、そのことは面接官にも見抜かれていると思います。
国税専門官採用試験の面接。最も重要視されているといっても過言ではないストレス耐性も、当然私にはありませんでした。
「ストレス耐性はありますか?」という質問にも、その質問が来るのは分かっていたし、そもそも何度か練習していたにも関わらず、微妙な受け答え。
「ああ、終わったな、これは不合格だわ」と思っていたのですが、結果はなんと合格。「えっ、まじかよ」とびっくりしました。
ぴょんぴょん飛び跳ねて喜んだことを今でも覚えています。
いや、本当両親も喜んでいましたし、自分もすごく喜びました。本当に最高の瞬間でした。……その後、悪夢が訪れるとも知らずに。
合格後、挑んだ採用面接。そこで告げられた内容は……
そして、某国税局。人気の国税局ですね。またの名を福岡とも言う。
期待と不安が入り混じりながら向かいました。既に合格通知が届いていましたが、よく見たら下から数えた方が早いことで焦り。
なのに、その頃の自分と言えば、全然現実をまっすぐに見つめられませんでした。
まぁ、いけるだろ、ぐらいに考えていました。本当に愚かとしか言いようが無いんですが、その頃の自分は本当に弱かったです……。
さて、手に汗かきながら、そして小刻みにぷるぷると震えながら面接の順番を待っていました。
そして、とうとう順番が回ってくる。
緊張しながら向かったのですが、拍子抜けしました。
何故なら、国税は第何志望か聞かれたあと、「残念ながらこの国税局では採用できません」と言われて終わったからです。
本当に事務処理みたいなものですね。あっ、全く関係ない就活事情は心配してくださりましたが……。
えっ、それだけ、と当時は思いました。
一応全国どこでも可にしていたので、どこかが採用してくれるだろうと甘く見積もっていました。本当、そこからが本当の地獄なんですけどね……。
そして、鳴らない電話、再採用面接は3ヶ月後に……
合格したのに、全然連絡が来ませんでした。
10月が内定が決まる時だったので、「まっ10月になったら自然とくるだろう」と身構えていたのですが……やっぱり来ません。
10月を超えた時、焦りだしました。いや、遅いとは思うんですが、そこでようやく現実に目を向けたんです。
遅い、遅すぎるんですが、メンタルが弱いとは現実をまっすぐ見つめる勇気がないということですね。
そして、待ちに待った電話がかかってきたのは年をまたいでからでした。
いや、遅すぎる。
本当涙が出そうでした。それは、某田舎国税局の再採用面接のお誘いでした。
電話がかかってきて10日後にそれはあるそうです。
まぁ採用面接だし大丈夫だろ、と思いました。意向確認だと散々言われていたからです。
加えて、書類には「なお、この採用面接に来たからといって必ず採用するとは限りません」と書かれていたので、この書き方ならほとんど不採用はないだろうと高をくくっていました。
しかし、しかしです。普通にガチ面接でした。
しかも、別々の面接官に複数回面接されました。正直、2度目以降は疲れ切っており全く受け答えできず、やらかしました。
そして、「この国税局では採用できません」と、再採用面接に誘われた国税局からも断られました。
そして、内定がないまま、2月を迎えました。
そして、あえなく死の電話。名簿に残すことに決めましたが、正直数日はうつ状態になって起き上がることもできなくなりました。
みなさんは、こんな状態になってほしくないです。
加えて、一度採用漏れした自分が徹底的に調べ上げた情報についてもこちらで公開しています。この数年で国税専門官の採用を左右しそうな事柄についても言及していますので是非。
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