こんにちは、管理人のhydeです。今回もよろしくお願いします。
今回は、これから公務員試験を受ける人に向けた内容となっています。
タイトルの通り、公務員試験って地方上級や国家総合職・一般職・専門職は五月~六月のあたりに試験が行われることが多いですね。なので、それから逆算して勉強期間を算出する必要があります。
正直、勉強に自信がある人は、年明けからやれば良いと思います。充分、間に合います。ただ、これは受験でも爆発力があり、一気に現役の時に偏差値が伸びた人にのみオススメします。
あと、年明けからやるのだと、あんまり併願はできません。例えば、国税の試験と国家一般職の試験内容は割と似ていますが、すべてが同じではありません。国税には、特化科目の会計が存在します。
また、裁判所事務次官だと法律の特化科目がありますし、地方上級だとその都市によってかなり珍しい問題が出題されます。なので、なかなか年明けから他の併願場所と被っていない教科をするのは面倒くさい。時間も足りないし、そもそも人間忘れていくので、なかなか科目が分散していると厳しいです。
加えて、専門論文と教養論文の存在もあります。専門論文は、国税だと一科目ですが、裁判所や都庁だと3科目も出題されます。これは、うろ覚えだと全く書けないので、しっかりとした体系的な知識が要求されます。
しかも、範囲が幅広いのがかなり難しい。出題が予想される中から20~30個ぐらいの題を覚えていき、しかも覚えていったゾーンから出るとは限らないのが苦しいところ。たまに、とんでもない地雷問題が出る時があるので、国税も一科目だけ選択であっても、二科目分用意しておかないと爆死する可能性があります。
そして、国家一般職では教養論文という、社会問題に対してあなたはどう思うか、どう対策していけばいいと思うか、という論文試験が課されます。これは、時事問題に目を通していく必要がありますし、自分なりの意見を出すために新聞や本などを読んでインプットすることが求められます。インプットされていないことに対して、アウトプットはできませんからね。
当日まで何が出るか分からないので、幅広い社会問題を知り、そして自分の頭で考えるための材料をインプットする必要があります。
……んー、ということを考えると、半年の間ですべてを勉強するのは非常に厳しい感じがしますね。頭がよくても、あれもこれもと欲張れば、結局中途半端でどこも内定を得られるような点数が残せなかった、という可能性もあります。
なので、結論としては、何個もリスクヘッジに受けたい人は一年前、行きたい官公庁が決まっていて、滑り止めに2~3個受けとこうかなと思う人は八か月前ぐらいから勉強することをオススメします。
ダブルスクールってどうなの?
正直、大学三年生の方や、転職したい方には非常にオススメです。なぜなら、やはり一人で勉強するのには強靭な意志が必要だからです。
スタートをするのにも覚悟と踏ん切りがいりますよね。何となく漠然と勉強を始めると、正直このままで大丈夫かと不安になってくると思います。私もそうでした。
はっきり言って、私は最初は問題文を読むことすら億劫でした。言っている内容が全く頭に入らず、何を言っているのかさっぱりわからない……という状態でした。こんなので、本当に合格できるのかと疑いました。
しかも、捨て科目を作るとしても20科目以上ありますし、こんな量さすがに無理だろう……と半泣きになったことを今でもまざまざと思い返せますww
なので、最初は道筋を作ってくれる予備校へ行くことをオススメします。受験の時は、誰かがレールを敷いてくれていましたし、大学生の方だと特に自分の意志で一から十までやった、という方は少ないはずです。
社会に出れば、そんな問題の見えないところから問題を探し出し、それを解決していく必要がありますが、なかなかそれを大学生レベルでやれる人は非常に少ないです。
なので、カリキュラムから、やるべき内容、そして、今までの傾向からある程度やる範囲を絞ってくれる予備校のお世話になった方がいいです。すべてを自分で計画するのは、正直いろいろ調べないといけないので難しい……。その思考をする暇があったら、すぐに勉強を始めたいのが正直なところです。