こんにちは、管理人のhydeです。本日もよろしくお願いします。
さて、今回は、国家一般職や専門職、地方上級は、教養よりも専門科目に注力した方が良い、という話です。
何故でしょうか。
それを今回は語っていきたいと思います。
~まず、専門科目には傾斜がかかっている~
これは、公務員を受験しようと思って調べたことがある方には有名な話だと思いますが、一応解説しておきたいと思います。
国家一般職は、教養と専門の点数比率が違います。専門科目が、教養の2倍(!)の計算比率になります。
国家専門職で最も採用数の多い国税専門官でも、専門科目は教養科目の1.5倍の点数比率です。
こうしてみると……はっきり言って、教養科目を真剣に勉強するのは損な気すらしますね。もちろん足切り点はあるので、それをクリアしなければいけないことは当然なのですが。
地方上級に関しては、教養でいかに高い点を取ろうと、その後の人物試験の際に筆記試験の点数が反映されないところも多いと思いますので、正直合格点さえ取れればOK。なら、専門科目を選ぶ方が吉です。
教養科目は細かく教科が別れすぎていて対策し辛く、点数の伸びがなかなか期待できないですしね。「教養」という名前の通り、元々教養がないと解けないようにできています。
なので、専門科目を勉強した方がいいですよね。
もう一つの理由。それは、人間の記憶の仕組み上、直前には専門科目を重視した方が良い。
C日程の教養のみの試験地を受験するなら、一緒に勉強していてもかまいませんが、国家一般や国税専門官あたりを第一希望とするのであれば、教養はある程度捨てても大丈夫です。いや、むしろ積極的に捨てに行きましょう。
正直、コツコツ、コツコツ勉強するのはめちゃくちゃ大事です。ただ、直前にやった教科は覚えていても、なかなか三か月以上前にやった科目をすらすら解くのは難しい。
正直、一度長期記憶に入ってしまえば大丈夫とも言いますが、ぶっちゃけそこまで人間の記憶力って優秀じゃないです。よほどの天才でない限りは、直前にやった何科目はかなり解けるけど、残りの科目は「あ、これ見たことあるけど、なんだったっけ……」と、記憶に引っかかりはあっても、確信をもって正解だと言い切れる程の鮮明な記憶が残っていない可能性があります。
ましてや、過去問を解いていても、過去に出した問題から少し変更を加えて出していますから、細かい知識がたまに要求されることがあります。その時に、直前に重視してやっていなかった科目に関しては、なかなか満点はとりづらいと思います。特に、法律系の科目なんかはそうなりがちですね。細かい言葉の使い方で、意味が変わってくることもありますから。
となると、直前には、専門科目をやっておいた方がよさそうですね。
あと、専門科目と書いていますが、専門記述は一番細かい知識が要求されますので、専門記述を最も直近にやっておくことをオススメします。国税では、教養科目の点数と、専門記述の点数は試験の最終結果で同等の評価です。
なので、教養科目を真剣に勉強するのは少し損じゃないか、とすら思います。
専門科目、そして専門記述は本当に細かい知識を要求されるので、人間の記憶の構造上直前にやることをオススメします。何度も言いますが、こうするのが一番効率的です。
それでは、教養科目はどのように勉強していけばいいか。
これが問題ですよね。だったら、教養科目はどのように勉強していけばいいか悩むと思います。
私でしたら、理数系ならまだしも、文系の出身であった場合は、数学や化学、物理は捨てます。正直、生物や地学も捨ててもいいと覆いますね。
日本史、世界史、地理なんかも積極的に捨てていって大丈夫だと思います。得意だと思うのであればやってもいいかもしれませんね。私立の方なら受験時に勉強した科目だけを勉強するといいかもしれません。
こんなに科目捨てて大丈夫かと思われるかもしれませんが、大丈夫です。むしろ、その分を専門科目の勉強に回しましょう。例えば、経済や法律の科目を真剣に勉強すれば、教養にもその科目は存在しているので相乗効果になります。
ただ、時事に関してはちゃんとやっておいた方がいいと思います。まず、国家一般職ででてくる教養論文の種にもなりますし、「社会事情」、「財政学」といった専門科目にも出題される可能性がありますからね。
文章理解に関しては、現役で英語をやられている方でしたら簡単に点が取れます。TOEICなんかで1年以内に英語を学んでいる方はラッキーですね。そうでない方は、思い出すのに少し時間がいりますが……はっきり言って、難しくはありません。
現代文も攻略法があるので、正直数回問題を解くだけでできると思います。
あとは、数的処理ですね。これは厄介なので、教養の中では重点的に対策しましょう。空間把握や、数的処理の一部は捨てても大丈夫だと思います。図形は得手不得手が大きいですし、数的処理の一部は難易度かなり高いので、その辺は他の公式をしっかり覚えることで挽回しましょう。
新型コロナ問題だけではなく、これから少子高齢化が進む日本の経済はどんどん縮小し、パイが少なくなっていきます。
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