さて、今回は公務員をしていると資格がもらえる(補助が付く)場合があるんですね。それについて語っていこうと思います。
例えば、国税専門官。
税理士試験という難関試験がありますよね。
10年間勤めれば3科目(税法)が免除され、23年間ですべての科目が免除されて実質無料で「税理士」の資格がもらえます。(優遇されすぎ)
https://koumuinget.com/2018/07/22/公務員になりたい、転職したい人にオススメ。そ/
国税専門官を目指される方、滑り止めにしても受けたいなと思う人は是非読んでみて下さい。
国税専門官のメリットについて深々と語っています。
公務員を続けていると、免除される(ただで獲得できる)資格。まずは、行政書士。
行政事務に携わっていると高校卒業から17年勤めれば行政書士として登録することが許されます。
大体35歳ぐらいですね。
行政書士は地方上級・国家一般職・国家専門職(国税専門官など)と同クラスの難易度がある資格なので、公務員として勤めあげるだけで手に入るのは非常に大きいですね。
ただ、行政書士は近年飽和状態で少し営業スキルがないとバリバリお金を稼ぐのは難しいでしょう。
弁護士や司法書士が上位互換であり、行政書士と同じ業務を行えるという事情もありますしね。
しかし、退職後に自宅で資格を獲得して開業してゆったりとセカンドライフを送りたい方にはちょうど良いと思います。
年金問題もありますしね。
日本という国が信用をかけて行っている社会政策なので、「全くもらえない」という事態にはならないでしょう。
しかし、もらえる年齢の下限が上がったり、掛けた元金よりももらえることは無くなると思いますが(笑)
老後の第二の人生のちょっとした足しにはありがたい資格ですね。
行政書士よりも難易度が高い資格。司法書士も取れる裁判所事務官など法律系。
司法書士は無茶苦茶難しい印象がありますよね。
3年以上かかって受かる人もかなりいるとか。
勉強時間で言うと3000時間はいると言われていますね。合格率も5%以下です。
これも試験が免除される場合があります。とってもおいしいですよね。
裁判所事務官、裁判所書記官、法務事務官、検察事務官など法律系の公務員を10年勤めあげると認定されるようですね。
例えば、裁判所事務官も難しい試験ですが、それでも1500時間あれば合格できるレベルにあると思います。(女性有利と言われているので、男性は面接対策が重要)
国家公務員として経験を積みつつ、司法書士として登録できるのであればとても大きいですよね。
実地経験もあるので、実際に司法書士として活動した時にアドバンテージもあるのが強み。
国税専門官なら税理士の資格ももらえる。
最初の項目でも語った通り、国税専門官を23年間勤めると税理士の資格をもらえます。
税理士も司法書士と同じで最低2500時間、多い人では6000時間ほど勉強時間が必要になる資格です。
公認会計士ほどではないですが、相当難しいですね……。
しかし、国税専門官採用試験に受かり、一定年数勤めればこの資格がただでもらえます。
国税専門官は平均1000時間勉強すれば受かる試験なので、税理士を受けるよりはだいぶ楽ですね。
当然、20年以上勤める必要がありますし、かなり長い研修を受けて実践もかなり積まなければいけないので楽ではないです。
(国税専門官で採用された場合、3年目にある「専科研修」をパスできないと税理士資格は一生もらえません。パスできない人はほとんどいませんが、注意が必要です)
元国税専門官の税理士だとOBとして税務署も尊重してくれるので、税理士として顧客の信用が得られやすいのが強みです。
国家資格を獲りたいと思っているあなた。資格を獲るのは難易度が高く難しい。公務員を選んでみては?
国家資格を獲りたいがなかなか受からない。
もう、アルバイト生活との両立もきついし、両親もそろそろ自立してくれと言われる……といった人もいますよね。
また、今大学生の方や転職をしたいと思う人もいるかもしれません。
例えば、転職の方だと仕事をしながら資格を取るというのはかなり難しいことですしね。(疲れていて無理ですよね。時間もエネルギーも無いはずです)
就職浪人する(資格を取るための浪人)をするのもなかなか胃が痛む話です。
なので、その場合は公務員としてある程度勤めてから資格を得て独立するという方向を考えてみてもよいかもしれません。
最近は司法書士というかなりレベルの高い資格を持っていても、営業力が無いとなかなか収入がないというのが現実です。
なので、実地経験がありつつ資格を持っているというのはめちゃくちゃ大きいんですよね。
勉強と現場が違うというのを肌感覚で理解しているのは膨大なアドバンテージです。
こういう選択肢もあるのだというのを覚えておいてください!