本日は国税専門官の研修について語りたいと思います。
数年以上前のお話なのですが結果的に言えば大学生活と変わらない最高の3か月でした。それはほとんどの国税専門官として採用された方に聞いてみれば分かると思いますが、みなさんそうおっしゃるでしょう。
早速中身についてみていきましょう。
・給料をもらいながら、税法や簿記の勉強ができる。
・たくさんの同期と仲良くなれ、イベントも充実。
・和光寮なら旅費がもらえる。
埼玉県の和光市で給料をもらいながら、税法や簿記の勉強ができる。
まず、これが挙げられますね。
正直ゲスい話なのですが、これは凄く大きいです。もちろんみんなの前では言わないようにしましょう(笑)
公務員の世界では「本音と建て前」が大事です。
ただ、LECや大原などの有名資格予備校を見れば、大体20000円近く簿記3級の講座を取るのにお金がかかります。
そう考えれば、一月分ぐらいまるまる簿記の勉強を教えてもらえて給料も初任給の分だけもらえるというのはとてもありがたいことだと思います。(初任給の話は別の記事に書いてあるので是非ご覧ください)
後で上げますが、研修中は旅費ももらえますしね。
相当ありがたいです。
試験前は寮や家でも勉強しないといけないのが難ですが、そもそも5時きっかりか少しすぎたぐらいには帰してくれるのでまぁ大丈夫でしょう(笑)
本当に給料をもらえる以外は学校と非常に似通った仕組みになっています。
たくさんの同期と仲良くなれ、飲み会などイベントも充実。和光寮の中でも仲良くできる。
また、1200人近くが採用される国税専門官の同期と仲良くなれます。
まず、班分けされて同じ局の仲間とグループワークをします。
それだけでなく、寮生の場合は近くに同期がたくさん住んでいるので必然と話す機会も多くなります。
また、クラスには教授がおり(担任の教師みたいなもの)その人や同期と割とたくさんの回数の飲み会が行われます。
なので、仲良くなる機会は充分あると言えます。
とはいえ、集団生活や学校生活が嫌いな人にとっては少し苦痛かもしれません笑
普通に暮らしていれば5時には帰れますし、飲み会は一部を除き強制ではないのでプライベートな時間も十分に確保できますね。
なので安心してください。
東京局や近くの方は寮に住めないので少し通うのに時間がかかりますが、それでも寮生と違って寮で同期に頻繁に会うことがないのでそこがメリットですよね。
寮だとなかなか満足なご飯が食べられないので……。
和光寮なら旅費がもらえる。
和光寮に入ると(近くに住んでいる人以外は強制で寮に入ることになります)「旅費」と呼ばれるお金が毎日入ってきます。
月に換算すると5万円分程入ってきますね。いや公務員ってやっぱりすごいわ……。
すごく恵まれているように感じますが、寮を使用するのに毎月18000円ほどかかったり、冷蔵庫やWi-Fi代もかかるので実はそんなに手残りはないです。
加えて食堂もまずまず値段はしますし(とはいえ外食よりは全然まし)あとはコンビニや売店しかありません。
しかし、食費が余計に+になることを考えても1万円ぐらいは頑張れば余らせることができます。
あと家賃、光熱費は寮の利用料18000円の中に含まれているので明らかにお得ですね。
がっつり給料が余るのでここでお金をためて家電を買いましょう!
やはり、公務員は恵まれている?いや、高卒で入った人たちは自衛隊並みの研修を1年……。
実は高卒と大卒で全然最初の研修の内容が違います。
高卒だと1年間まるまるありますし、自衛隊並みの厳しい指導が行われます。そりゃもうとんでもなく怒られます。
対して大卒組は厳しい筆記試験を潜り抜けてきたので逆。
みんなが遊んでいる中筆記試験の勉強をコツコツ頑張った「ご褒美」「ボーナスタイム」の3か月だと思って、遊びも勉強も頑張りましょう。
国税の先輩からも「しっかり勉強してしっかり遊べよ」と言われるぐらいです。
まぁ筆記試験をわざわざ受ける価値は後から回収できるので研修にあり、と言えますね。
新型コロナ問題だけではなく、これから少子高齢化が進む日本の経済はどんどん縮小し、パイが少なくなっていきます。
公務員試験に早めに受かりましょう。
大変動の時代に安定した給与と地位はあなたとあなたの周りの人を幸せにします。
是非、私のnoteを使って確実に合格してください!(怪しい情報商材ではありません)
大手公務員模試全国3位、国家総合職筆記を通り抜けた私が教える勉強法と、元ひきこもりが大逆転した面接対策、採用されるための行動、そして実際に公務員になって知った公務員面接試験の裏側を暴露しています。