こんにちは、今回は国税専門官に採用される倍率について語っていきたいと思います。
2018年の国税専門官の最終合格までの倍率は4.1倍だそうです。
4倍となれば、4人に1人しか最終合格までたどり着かないということで相当きつそうに見えます。
しかし、実質の倍率はそこまで高くありません。
何故かと言うのを語っていきたいと思います。
最終合格の倍率は高いわけではないですが、希望地域の採用倍率は割と高いです。
大阪、福岡という人気局もそうですし、金沢や札幌といった限られた人数しか採用していないところは特にそうでしょう。
国税専門官に採用漏れせず、希望地域、人気局に採用されるかが不安な方はこちらの記事をどうぞ。
筆記試験の倍率は無視でOK。他人との闘いではなく自分との闘い。
国税専門官の筆記と面接の実際の倍率や難易度について詳しく分析した記事はこちらからどうぞ。
そもそも公務員試験はすべてですが、筆記試験は最低ボーダーラインの点数は毎年ぶれるものの「安全圏」と呼ばれる点数があります。
この安全圏となる点数、国税専門官でいえば大体教養試験+専門試験の80点中50点ぐらいでしょうか。
この点数を取れれば何の問題もありません。
つまり、筆記試験の倍率は何の意味もない見せかけの数字です。
自分が頑張るか否かだけ。
ちなみに、筆記試験には大学3年生を筆頭に翌年に本気で試験を受ける前に雰囲気だけでも慣れておこうと受験する人がいます。
また、滑り止めで公務員試験を何個も受ける人がほとんどだと思うので、中には身の入らない試験もあるはずです。
例えば国税専門官に最終合格したとしてもあまり行きたくない、と思っているとどうしてもやる気がなくなるのも確か。
なので、筆記の倍率は実質そこまで高くないんですね。
ただし高い点数を取っておいた方が良いですよ。
総合点で席次が決まって、そこから採用の優先順位が基本的に付けられますからね。
面接試験も2人に1人レベルでしか落ちない。筆記や記述式の点数との兼ね合いで落ちることもあることを考えれば……。
国税専門官の面接試験でも、よく考えてみれば実は倍率はそこまで高くないことが分かります。
実質面接試験の倍率は毎年2倍ほどです。
しかも筆記の点数や記述式の点数が低くて総合落ちしてしまったというケースもありますし、記述式に関しては足切り点も存在します。(30点以下ですね)
国税専門官の優先順位が低い人は専門記述の用意が少ない例もあるので、足切りも実は少なくないんです。
そう考えれば、実質の倍率ってそこまで高くありません。
よほど対策を取っていない、ということが無ければ第一志望で最終合格しないということはないでしょう。
ただし、国税専門官は採用漏れのリスクもある?地域別の倍率が凄く、採用面接がブラックボックス……。
しかし、一番苦しいのが採用面接、といいうよりも最終合格後の希望地、地域別の採用です。
希望地域に採用されるにはいろんな事情があります。
大阪や福岡といった人気国税局や、そもそも採用数が少ない沖縄や北海道、金沢あたりも割と激戦なんですよね。
そこの希望局に行けるかどうかは、当然席次によります。
加えて、面接の結果もある程度関係あります。
そのあたりの採用面接、採用漏れの事情についてはこちらで深く語っていますのでそちらにお任せします。
予備校に通うとなれば40万円ほどかかりますが、こちらなら参考書プラスαのお値段で情報を知ることができます。
公務員試験は情報戦です。(正直、世の中すべて情報戦ですが)
とにかく倍率はおそれることはありません。
全国どこの税務署でもやってやる!という気概の人ならば問題ないでしょう。
地域別だと大阪国税局は5倍近い倍率の時があるので注意ですね……。
国税専門官地域別採用人数は国税庁から公表されていない。本当の話を聞きたければ、予備校へどうぞ。
直接は地域別採用人数は公表されていません。
地域別合格者数はこちらのサイトで公表されていますが、もちろん地域別「採用者数」とは別物です。
しかし、傾向は理解できるので一応見ておくといいかもしれません。
とにかく、情報戦が公務員試験なので、一年を棒に振るぐらいなら予備校へ行きましょう。
一年の年収が400万円だとすれば、その分損をするわけですからね。
本当を言えば、400万円ではなく定年までの平均年収の一年分が損になるので辛いところです。
新型コロナ問題だけではなく、これから少子高齢化が進む日本の経済はどんどん縮小し、パイが少なくなっていきます。
公務員試験に早めに受かりましょう。
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大手公務員模試全国3位、国家総合職筆記を通り抜けた私が教える勉強法と、元ひきこもりが大逆転した面接対策、採用されるための行動、そして実際に公務員になって知った公務員面接試験の裏側を暴露しています。