こんにちは、今回は国税専門官の採用試験の合格発表までにすべきことについて語っていきたいと思います。
まず、一次の筆記試験のあとは当然ですが、自己採点をしましょう。
その筆記の点数によって、国税専門官の二次面接に打ち込むかもしくは他の官公庁、公務員にコミットすべきか見極めるべきです。
確実に採点をしましょう。
そして、その間に面接対策を打ちましょう。
1週間ごとにいろんな公務員試験があるのが、5月~6月ぐらいだと思いますが、採点して「いける」と判断すれば面接対策にコミットし第3志望以下の公務員の筆記対策はそこまで行わなくてもよいと思っています。
それぐらい面接対策は重要です。
最後は人対人ですからね。
最近は公務員といえど、対人折衝能力をかなり重要視しています。
そこを忘れると、1次はすべて通ったのに2次はどこも通らないといったことになりかねません。
公務員試験、国税専門官は面接を重要視?最終合格はできても、希望任地がなかなか難しい。
最近は上でも書きましたが、公務員試験でも人物重視の流れになっています。
昔みたいに筆記試験ができれば通る、という時代は過ぎていますね。
面接試験の際に「あれ、なんか変なかっこうしているな」とか「なんか挨拶しても変な答えしか返ってこないな」という人は、結局最終合格発表後には姿を消していました。
ほぼ例外なくです。
やはり、見た目も重要ですし(コミュニケーションのうちの一つです。TPOを読めるかどうかは大事)はきはきと答えられるかは重要ということです。
もちろん民間大企業ほどのシビアさはありませんが、公務員試験もかなりコミュニケーション能力は見られます。(といってもバリバリ喋るのがうまい、というまでのスキルは必要とされていませんが。協調性できるコミュニケーション能力を見られています)
なので、とにかく面接対策は重要です。
面接対策だけでも予備校に行く価値はあります。
お金を惜しんで一生を棒に振る方が辛い。
そんな人はいくらでも今まで見てきましたからね……。
国税専門官の2次試験の面接は一発勝負15分。だからといって簡単なわけではない。
国税専門官の人事院面接は15分が目安と言われていますね。
しかし、15分は短いラッキーだと思うのも早計です。
先程も上の文章で述べた通り、「挨拶や日常会話レベルが拙い」だとか「見た目、スーツの着こなしがTPOにそぐわない」といった明らかな減点要素はダメです。
ただちゃんと対策を取っていればそのマイナスは消せます。
そういう意味では自信のない方には良いかもしれません。
ただし、逆に言えば短すぎて何もアピールできない可能性もあるということです。
あなた本来の魅力が伝わらない、そんなことにもなりかねません。
そうなれば、面接試験の評価は可もなく不可もなくの「C」となる可能性があります。
Cとなれば、筆記試験、もしくは記述式試験の結果によってはなかなか希望の採用地で採用されないおそれがありますね。
なので、「どこでもいいから国税専門官になりたい!」という人でなければ、さっさと面接対策を打った方が良いです。
それも徹底的に。
社会にでるまでには気付かされないことはたくさんあります。
例えば、自分の話し方の癖です。
やけに否定から入ったり、早口であったりすることがありえます。
それは学生だと誰も指摘しないでしょうが、社会に出ると「社会人」という鎧をまとうことになるので指摘されます。
仕事上で相手を不愉快にさせるわけにはいかないからです。特に公的機関ですからね。
まず、自分にできることとしては自分の話している様子を録音して聞いてみましょう。
恥ずかしいですが、もっとも効果があります。
鏡をのぞいて自分の髪の毛が跳ねていれば絶対直したくなりますよね?それと同じで自分の話し方を聞いて違和感があれば絶対直したくなるのが人間だからです。
周りはほとんどやらないと思うので、差別化になります。一歩秀でましょう。