こんにちは、今回は公務員試験の筆記が難しすぎるという意見についてです。(地方上級、国家一般、専門職レベルにおいて)
結論から申し上げますと、採用される方はこれぐらいの筆記試験は簡単とは言わなくてもそこまで難なくこなします。
確かに30科目前後の筆記試験に、記述式試験もありますし大変です。
かといって実は難しくありません。難しいと感じるのは勉強法の問題です。
地頭が良くなくて偏差値50前後の大学に通っている方も大丈夫です。
攻略法をこれからお教えしましょう。
結論だけ述べると、大学入試に比べても5択の問題なので実は簡単です。表面上の科目の多さなどに騙されないでください。
公務員試験の筆記は簡単?過去問をこなしてパターンを覚えるだけ。
上にも書きましたが、公務員試験は5択になっており単純な暗記問題ではありません。
このおかげで名称を詳しく覚えなくてもなんとなくで正解できることもあります。
これは大学入試とは違う点ですね。
また、ほとんどが過去問と似た問題が出てくるので過去問を何度か(私の推奨は5回)ちゃんと回してさえいれば合格できます。
過去問を解いているうちに、「これは間違っている選択肢だ」というのが想像つくようになります。
例えば、公務員試験にふさわしくない一般常識に欠けた選択肢が正解になることはないですし、「なることはない」という文の選択肢は大概はずれです。
なることはない、という否定的な選択肢が答えになることは収まりがよくないといった理由なのでしょうが。
何度か過去問をこなしていると不正解の選択肢は同じ言い回しになっている場合がほとんどなので分かるようになります。
受験する官公庁の筆記試験内容を把握する。
もちろん重要なのが、受験先の官公庁の筆記試験の科目内容を把握することです。
そうでないと出題数が少ないにも関わらず勉強量を多くした結果、他の科目に時間が足らなくなります。
完璧主義にならず、筆記試験では捨て科目を設定する。教養より専門科目を頑張ればOK。
完璧主義になりすぎないことが公務員試験にとって重要です。
科目数が多すぎる上に範囲が広すぎるので捨てる科目は捨てましょう。
特に、教養は中高で学ぶ範囲の中で一問しかでない仕様になっているので得意科目以外は捨てる判断も大事です。
さすがに自然科学か人文科学のどちらかは選択する必要があると思いますが。
個人的には、文系なら数学、物理、化学、地学といった理系の1問しか出ない科目は完全に捨て去るべきだと思います。
加えて、人文科学でも日本史、地理、世界史、思想、文学・芸術といった科目で苦手なところは捨てましょう。
こちらも1問しか出ませんし、そもそも高校で選択科目になっていて学んでいないケースもあります。
専門科目に比重がかかっているケースが公務員試験には多い(そうでない地方上級はそもそも筆記試験の点数が最終合格には関係ない場合が多い)ので、専門科目を頑張れば問題ありません。
ちなみに私は加えて図形も嫌いなので捨てましたが、専門科目でかなり点数を取ったのでまるで問題ありませんでした。
是非参考にしてみてください。